クラウドローンが「月刊金融ジャーナル」の特集コーナーに掲載
「月刊金融ジャーナル」5月号に、”Digtalな目線”というタイトルで、クラウドローンが特集として取材掲載いただきました。
ローンが個人に寄り添える環境を整備「提案」の形で、最適商品を提供
個人ローンで借り入れを希望する利用者と、銀行を結ぶプラットフォームを提供しているがそのねらいは。
住宅ローンの場合は、金額が大きいこともあり、一般に銀行からの借り入れが浸透しているが、マイカーや教育費などは、銀行の個人ローンに思いが至らず、ディーラーなどが紹介する信販系の金利が高いサービスの利用に流れてしまう人が一定数いる。仮に銀行の商品の中から適したものを探そうとしても、アフィリエイトサイトなどに頼らざるを得ず、個人ローンを利用する環境としては、不健全だと感じていた。
当社では図表(※本文では省略)のように、クラウドローンのプラットフォームに希望する借入条件を登録すると、銀行がその情報をもとにフォームを通じて、自社ローン商品を提案してくれる。利用者は複数の提案の中から希望するものを選択し、当該行に直接申し込むことでローンを探す手間から解放される。直接申し込んだ段階で、個別の本審査が行われ、実際のレート、その他の諸条件が決まる形になる。銀行側でも、希望条件をもとに事前審査を行った上での提案なので、成約率向上が期待できる。
従来の銀行による個人ローン推進と比較して、どのような利点があるのか。
まず、提案段階で利用者の信用情報のチェックが不要になる点だ。銀行が融資の申込に回答する場合、都度信用情報会社に照会する必要がある。しかし、当社のプラットフォームを通じて提案を行う場合は、本審査でないためその必要がない。この点は重要で利用者が複数の銀行のローン商品に申込を行った場合、個別行ごとに信用情報の紹介が行われ、その履歴が残ってしまう。結果、以降のローンの利用が難しくなってしまうケースがあった。当社の場合、事前審査段階での提案になるので、こうした心配が不要になる。
(中略)
今後の個人ローン市場はどう変化していくのか。
以前から、日本ではローンと名の付くものは、どことなく後ろめたい印象があり、少額・短期の融資利用が浸透してこなかった。でも、例えば資格を取得する場合、仮に銀行で資金100万円を年利2%で借りることができれば、1年の返済を想定すれば2万円の負担で済む。信販系などの高い金利であれば躊躇して1年かけて貯蓄する人もいるだろうが、2万円で1年間の期間を先取りできるのであれば、決して高い買い物ではないと思う。
個人が実現したい夢や希望に、銀行の元来の商品が寄り添える環境を整えることで、お金を賢く使い、生活を豊かにする土壌が広がっていくだろう。当社のサービスがそのきっかけになることを願っている。
引用元(「月刊金融ジャーナル」5月号より)