アットホームとの事業提携を開始
不動産情報サービスを提供するアットホーム株式会社（本社：東京都大田区、代表取締役社長：鶴森 康史、以下「アットホーム」）と、このたび空き家の活用促進と資金調達の不安解消を目的とした業務提携契約を締結いたしました。
■ 提携の背景と目的
日本全国で約849万戸（2018年住宅・土地統計調査）の空き家が存在し、社会的にも大きな課題となっています。一方で、老朽化により担保評価が難しい物件が多く、購入やリフォーム、解体に関わる費用の調達に課題を感じる方も少なくありません。
こうした背景を受けアットホームは、全国の不動産会社ネットワークと空き家バンク支援の実績を活かし、物件情報の提供だけでなく、空き家バンクの運営支援や、自治体・地域との連携にも積極的に取り組んできました。
一方、登録者数10万人以上（2025年1月時点）を誇るクラウドローンは、2023年6月より「空き家ローン」のマッチングも開始しており、通常の住宅ローンでは契約できない空き家購入資金に、個人与信のみで契約できる商品を開発した銀行にマッチングを行っております。移住や多拠点として物件を購入する方のハードルを下げることで、空き家の流通促進にもつながり、社会課題の解決につながるような環境を実現します。
■ 提携の内容
１．情報提供体制の強化
空き家バンクサイトへの導線設置、広報誌掲載等による認知拡大
２．ユーザー向けサービス
購入希望者や所有者に向けた担保不要ローン情報の提供・申込サポート
■ 今後の展開と見通し
今回の提携は、単なる連携にとどまらず、「空き家の利活用を促進するための資金調達支援」という社会課題へのアプローチでもあります。本提携を通じて、「アットホーム 空き家バンク」の利用者がクラウドローンを介して、信用情報に基づいた空き家ローン等の提案を複数の銀行から受けることが可能となります。空き家に関わる方にとって有益な情報の提供が実現することで、不動産売買における円滑な取引の促進を目指します。
【アットホーム株式会社について】
本社：東京都大田区西六郷4-34-12
代表取締役社長：鶴森 康史
事業内容：不動産会社間情報流通サービス、消費者向け不動産情報サービス、不動産業務支援サービス